遠隔画像診断の起業

私の場合

私の場合

 

私の場合

 

1988年 京都大学大学院時代 パソコン通信(アスキーネットpcs、Nifty)を始める。

 

1992年 京大病院医員から大津市民病院放射線科に異動。

 

1996年夏 ホームページ立ち上げ http://yiwasaki.com/

 

1997年頃より個人で遠隔画像診断(勤務医時代)を始める。
フィルム送付、CD-R 送付(以上宅配便など利用)、 インターネット経由でファイル送付していた。

 

1999年頃より某プロバイダの自宅読影を始める。

 

2001年秋  独立して、(株)MIC に参画。
参画当時は実態なしの会社であった。
メディカルプラッツ(現:パナソニックAVCメディカル)と遠隔画像診断システムの開発を試みる。
その後システムをハルク社製(ほか)に変えて、システム開発からは手を引く。
現在はハルクの倒産によりイーサイト社製にシステムを変更。

 

この間、PETセンター設立にも関係(MRI/CT を有する画像診断センター設立が目的)したが、スポンサーとの意見が合わず撤退。

 

2009年 (株)MIC を辞め、医師だけの組合 LLP テラークを設立 今に至る。

 

私の教訓

 

 画像診断システムの開発は割に合わない

 

 システムを他社に依存するにしてもバージョンアップなどのコストがかかる

 

 システム会社が倒産するなどそうあることではないが、システム移行については常に備えるべき

 

 医師以外のメンバーとの共存はかなり難しい

2004年頃の状況

 

 2004年は独立して2年目。

 

 この頃の状況は Kodakview の依頼原稿に書いています。 > 2004年 Kodakview 誌の原稿「独立読影医におけるIT」

 

 この頃はハルク社のシステムを使っていました。

 

 よくできたシステムで、ハルクが企業犯罪に巻き込まれて倒産した後も少しの間使っていました。

 

2010年頃の状況

 

 2010年は独立して8年目。

 

 この頃の状況は IT Vision の依頼原稿に書いています。 > 2010年 IT Vision 誌の原稿「クラウド型遠隔画像診断システムの活用による読影サービス」

 

 イーサイトのクラウド型システムに乗り換えて大転換を迎えていたころです。

 

現在(2012年)の状況

 

 独立して 10年目。

 

 最近は火曜、木曜、金曜は高槻遠隔画像診断センターで楽しくお仕事。

 

 月曜はたまに病院(3つのどれか)に行って仕事をしたりしますが、だいたい半日で終わります。

 

 水曜は全くフリー。

 

 もちろん土曜、日曜も休みですが、土曜の午前中は自宅で読影業務(開院しているお客様がいらっしゃいます)。

 

 このように、イーサイトのクラウド型システムがあればどこでもいつでも仕事ができます。

 


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